ぽかぽか打ち切り終了秒読み? 山本賢太や総合演出スタッフが賭博事件で起訴、チーフプロデューサーも突如消え…

平日昼の帯バラエティ番組『ぽかぽか』（フジテレビ系）のチーフプロデューサー・N氏が、ヒッソリとフジテレビを退社していたことを週刊誌『女性自身』が報じています。

『ぽかぽか』を巡っては先月に、総合演出や制作統括を務めていた鈴木善貴被告が、オンラインカジノでの常習賭博容疑で逮捕、水曜日の進行を担当していた元アナウンサー・山本賢太さんは単純賭博容疑で書類送検され、今月11日に鈴木被告は起訴され、山本さんは略式起訴されました。

この事件が原因で山本賢太さんは10日付でアナウンス職を外され、自動的に『ぽかぽか』を降板になっており、異動先は経営企画局・企画連携推進部で、加えて親会社フジ・メディア・ホールディングスに出向となり、表舞台から姿を消すことになりました。

＜↓の画像左から、山本賢太さん、鈴木善貴被告＞

このように『ぽかぽか』に関わる2人がオンラインカジノでの違法賭博事件で摘発され物議を醸す中で、チーフプロデューサー・N氏が18日にフジテレビを退社したと女性自身が伝えています。

N氏は鈴木善貴被告と共に番組を立ち上げた人物とのことですが、フジテレビを退社した理由について同局関係者は、「鈴木さんの逮捕、山本賢太元アナウンサーの賭博罪による略式起訴など、オンラインカジノ問題に揺れている『ぽかぽか』ですが、ほかの番組関係者への調査も続いており、Nさんも調べられていると聞いていました。このタイミングでの突然の退職発表に社員たちも『噂は本当だったのか』と、愕然としています」と語っています。

フジテレビは今後も番組関係者らの調査を続ける見込みといい、「鈴木さんは色々な人にオンラインカジノを勧めていました。最悪なのは、出演者らの利用が発覚することで、そうなれば番組の継続はかなり厳しいでしょう」と関係者は語り、打ち切りの可能性もあるとしています。

『ぽかぽか』のチーフプロデューサーを務めていたN氏は、山本賢太さんと鈴木善貴被告が起訴された11日をもって番組から外れているのですが、放送開始から2年で、制作サイドのツートップが揃ってオンラインカジノ利用で消えるとは驚きです。

ただ、鈴木善貴被告は警察の取り調べに対して「周りでオンラインカジノをやっている人が沢山いたので自分は大丈夫だろうと続けてしまった」などと供述しており、『NEWSポストセブン』（小学館）が今月頭に報じた記事でも、フジテレビ内には他にもオンラインカジノ利用者が複数いるとし、その中の1人は『ぽかぽか』に関わっていて、鈴木被告と共にオンラインカジノをやっていたと伝えていました。

また、鈴木善貴被告の盟友だった先輩ディレクター・Aは突然SNSアカウントを削除したといい、Aは鈴木善貴被告と同様に元社長・港浩一さんに重用され、『とんねるずのみなさんのおかげでした』『VS嵐』などの人気番組を手掛けていた人物で、Aが鈴木被告にオンラインカジノを教えたことから戦々恐々としているとのことです。

N氏も賭博事件で摘発されることを受けてフジテレビを退社したのか詳細は不明ですが、『ぽかぽか』関係者の不祥事によって番組のイメージはかなり悪化してしまっていますし、視聴率低迷も続いていることから、いつ打ち切りになったとしても不思議ではないですね。

奇しくも『ぽかぽか』の前番組『ポップUP！』に関しても、チーフプロデューサーのパワハラ行為によってアシスタントプロデューサーが自殺未遂を図っていたことを『週刊文春』に報じられ大炎上し、加えて視聴率も低迷しスポンサーが集まらない状態になっていたことから、放送開始からわずか8ヶ月で打ち切りとなりました。

『ぽかぽか』に関しては港浩一さんの肝いり番組だったこともあり、遅かれ早かれ終了するだろうと予想されていたのですが、相次ぐ不祥事を受けてフジテレビは今後どういった対応を取るのか見ものですね。