相葉雅紀主演『ひとりぼっち』追加キャスト発表、えなりかずきも出演。泉ピン子の起用なし、仕事激減で芸能界引退危機か

脚本家・橋田壽賀子さんの追悼ドラマ『ひとりぼっち －人と人をつなぐ愛の物語－』（TBS系 4月9日21時～22時48分）の追加キャストが発表され、ポスタービジュアルも解禁となったのですが、橋田さんと公私共に親交が深かった女優・泉ピン子さんの出演発表は無く、『東京スポーツ』（東スポ）はその裏側について報じています。

嵐・相葉雅紀さんが主演するスペシャルドラマ『ひとりぼっち』は、『渡る世間は鬼ばかり』シリーズ等で橋田壽賀子さんとタッグを組み、プライベートでも親交が深かった元TBSの石井ふく子プロデューサーが手掛ける作品で、橋田さんに捧げる愛の物語となっています。

出演者は相葉雅紀さんのほか、『渡る世間は鬼ばかり』シリーズに出演の上戸彩さん、船越英一郎さん、えなりかずきさん、角野卓造さん、中田喜子さん、野村真美さん、藤田朋子さん、小林綾子さん、一路真輝さん、他に坂本冬美さん、仲野太賀さんが出演し、ナレーションは渡鬼シリーズと同じく石坂浩二さんが担当します。

＜↓の画像が、『ひとりぼっち』ポスタービジュアル写真＞

このようにお馴染みの渡鬼メンバーが集結しているものの、主演を務めていた泉ピン子さんの名前はありません。

その理由については週刊誌『週刊文春』や『女性セブン』等が伝えており、泉ピン子さんとえなりかずきさんの関係悪化による“共演NG”に加えて、ピン子さんと石井ふく子プロデューサーや『一般社団法人 橋田文化財団』との関係悪化が挙げられています。

＜↓の画像は、2018年撮影の泉ピン子さんと石井ふく子プロデューサー、坂本冬美さんの写真＞

泉ピン子さんは橋田壽賀子さんが亡くなった後、火葬場で分骨してもらったとする橋田さんの遺骨を海洋散骨したこと等を自らスポーツ紙に伝え、橋田さんとの思い出のクルーズ船で撮影した写真も公開していたものの、橋田家関係者や橋田文化財団側は『週刊新潮』の取材に分骨等を否定し、泉ピン子さんはウソを吹聴しているとしていました。

• 泉ピン子が橋田壽賀子の遺骨を海洋散骨発表もウソ疑惑…葬儀費用、分骨の話を関係者・財団が完全否定と週刊新潮報道

これに対して泉ピン子さんは『女性自身』の取材に「ふざけるんじゃないわよ」と怒りをあらわにし、「私が骨を持っていない！？誰が言ってるの。だって葬儀後のお骨上げの場で、私、みんなの前で承諾を得ていただいたんですから。」と反論。

分骨の場には、渡鬼シリーズの演出を手掛けていたTBS関係者の荒井光明さんも居たとし、荒井さんも同誌の取材に対して、「お骨上げでは、30人弱の方がいらしたでしょうか。ピン子さんが泣きながら、大きな声で『私、先生のお骨をいただきたいんです』と満座の前で言うと、全員がうなずかれるのを確認してから、先生のお骨を少しばかり持っていかれました。その場で、お口に入れたりもされていましたよ」と証言し、泉ピン子さんが分骨してもらったのは事実だとしていました。

このように双方の主張に食い違いが生じ泥沼の騒動に発展し、橋田壽賀子さんから生前、橋田文化財団の運営を託されていた石井ふく子プロデューサーとの関係も悪化していると今年2月に女性セブンが報じました。

• 泉ピン子と石井ふく子の関係も悪化か…橋田壽賀子の追悼ドラマ『ひとりぼっち』出演無しの理由巡り物議

様々な問題が生じた結果、石井ふく子プロデューサーは『ひとりぼっち』に泉ピン子さんをキャスティングしなかったとされているのですが、これについて東スポは、「ピン子ではなく、橋田さんサイドや石井氏への支持を表明したということ」だとしています。

東スポの取材にTBS関係者は、「局（TBS）は財団、石井さんと一心同体のようなものです。財団の要職には局の歴代社長が就き、石井さんも局のOBですから」と語り、橋田文化財団の理事長・理事・評議員長はこれまでTBSの社長が務めてきたとしています。

現在の理事長は、TBSの社長や会長を歴任した井上弘さんが務めているほか、理事としてTBSホールディングスの武田信二会長、評議員長としてTBSホールディングス前会長の石原俊爾さん、評議員にTBSホールディングスとTBSの佐々木卓社長、TBSの渡部正一常務取締役が名を連ねています。

また、橋田文化財団の運営を託されている石井ふく子プロデューサーは、1974年にTBSを退社後も同局と専属契約を結び、これまでに数多くのヒット作を生み出しているTBSの功労者で、前出のTBS関係者は、「局は近年、基本的にドラマやバラエティー、情報番組でピン子さんにオファーしていません」と明かしています。

こうして泉ピン子さんは橋田壽賀子さんが亡くなって以降にTBSとの関係も悪くなった結果、メディア露出が激減していると指摘されているのですが、それも全て“身から出た錆”のようですね。

『日刊ゲンダイ』が先月報じた記事では芸能プロダクション関係者が、「NHKを筆頭にほぼほぼのテレビ局が出禁まではしていないが、基本、声を掛けることはない女優ですね。ピン子はとにかくギャラに細かく文句が多い。しかも、共演者に関してあれこれ注文をつけてくる。いまでは親友だった和田アキ子も距離を置いているといわれています」と証言しています。

泉ピン子さんは奔放な言動を繰り返してきたことで周囲に多くの敵を作りながらも、以前までは橋田壽賀子さんという大きな後ろ盾があったことで、TBSを中心に様々なバラエティ番組にも出演していました。

しかし、現在はTBSからも声が掛からなくなり、渡鬼メンバーが集う『ひとりぼっち』にもキャスティングされず、このまま表舞台から姿を消していきそうな状況で、需要があるとは思えないYouTuberデビュー説も浮上していますが、果たして今後どうなるでしょうかね…。