Live News イット!プロデューサーが、青井実アナのパワハラ問題巡り不適切対応で処分。フジテレビに自浄作用なし?
情報・報道番組『Live News イット!』(フジテレビ系)のメインキャスターで、元NHKの青井実アナウンサー(44)が番組スタッフにパワハラ行為をしていた問題を巡り、番組の責任者である渡辺貴チーフプロデューサー(50)が、不適切な対応を取っていたことなどを週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が伝えています。
青井実アナは2023年12月に、上司の許可を得ずに副業をしていた問題でNHKから厳重注意を受け、2024年2月中旬にはNHKを辞め、それから間もなくLive News イット!のメインキャスターを務めることが発表されました。
それから1年後に、番組スタッフに対するパワハラ行為が明らかになり、フジテレビは9日に公式サイトを通じて「不適切な言動と認定される事案があった」と公表し、同日放送の番組内で青井実アナは生謝罪しました。
フジテレビは青井実アナだけでなく、「社員の対応にも不備があったとして、昨日処分を決定しました」と報告していたのですが、デイリー新潮の取材によると、渡辺貴チーフプロデューサーら番組上層部はこの問題を内々に収めようと画策、不適切な対応を取っていたとして、14日付で懲戒処分を受けたとのことです。
<↓の画像は、渡辺貴チーフプロデュサーの写真>
デイリー新潮によると、フジテレビ内で発表された処分内容は、青井実アナが番組スタッフや共演者に、優位的な立場を利用して不適切な言動をしていると社員が訴えたところ、渡辺貴チーフプロデュサーは「青井アナと被害者を1対1で話し合わせる」という対応を取ったそうです。
また、渡辺貴チーフプロデュサーと上司の渡辺奈津子報道局長、業務関連性が強い他部署の役職者は、「自らの上長やコンプライアンス推進室等に、適切な時期に適切な方法で共有しない等の不適切な対応をしたことで職場環境の悪化を招いた」として、フジテレビは渡辺貴チーフプロデュサーに「戒告処分」、ほか2人には「然るべき措置を行った」としています。
この問題についてフジテレビ社員はデイリー新潮の取材に、「立場が上のパワハラをした張本人とサシで話し合うなんて、被害者からすれば怖いに決まっています。雑な対応にもほどがある。コンプラ推進室に話を上げなかったことも含めると、中居問題と同様、出演者側の肩を持ったと受け取られても仕方ない」「(渡辺CPは)10時間半の記者会見の生中継を敢行した“気概のあるプロデューサー”みたいに朝日新聞に持ち上げられ、インタビュー取材も受けていた人物ですが、こんなデタラメなやっていたんだとみんな呆れています。本人は周囲に『個別に解決しようとしていただけ』などと、いまだ言い訳じみたことを言っています」
と語っています。
中居正広さんと元フジテレビアナウンサーのトラブルと、フジテレビの対応を巡る一連の騒動で、Live News イット!は自局の問題を徹底追及する姿勢を見せていたことで世間から評価する声も上がっていましたが、その裏では、青井実アナのパワハラ問題を内々に解決しようと動いていたことが判明し、局内では「“フジテレビの良心”みたいに正義感を振りかざしてきくせに、結局、自分たちも同じようなことをしていたじゃないか」と批判が噴出しているそうです。
そして、青井実アナのパワハラ行為が原因でこうした新たな騒動が勃発し、フジテレビ内では「Live News イット!のメインキャスターを年内で降板」との噂が駆け巡っているといい、ただでさえ視聴率が取れていない中で、青井アナのパワハラが表沙汰になったことで更なる視聴者離れが起こると予想されるため、「青井氏を外す以外に選択肢がありません」とフジテレビ社員が語っています。
しかし、そう簡単にクビにできない裏事情があるといい、「青井氏をNHKから引き抜く際、年俸7,000~8,000万円で複数年契約したと言われています。今回は一発でアウトにできるような重大な不祥事とも言えないので、しばらくは使わざるを得ない。過去女性2人にハラスメント行為をしていたことが発覚したことでBSフジ『プライムニュース』のメインキャスターの出演を見合わせている、反町理・解説委員の後釜になるのでは、という観測も広がっています」
としています。
Live News イット!自体も、10月の改編で放送時間を1時間短縮し、再びドラマの再放送に戻すという案も出ているそうです。
この報道を受けてネット上では、
- フジテレビは青井を直ぐに切るべき。宮司アナと榎並アナだけで良いでしょ。
- 年内と言わず今日明日でいいじゃないか。金だけ契約通り渡してさようならすればいい
- パワハラをするアナウンサーがどんなに良いコメントをしても何の説得力も無い。
それにしても、問題を起こした人物を起用し続けるフジテレビは中居くん問題から何にも学んでいない。結局やっている事は同じことの繰り返し - 青井アナを反町の後釜にするのはやめてほしい。長野&竹俣アナコンビが懸命にフジの失地回復しようと取り組んでいるさなか、「お尋ね者」とも呼ぶべき青井を起用したのでは、彼女らの努力も「水の泡」となるに違いない
- プロデューサーが処分されてメインキャスターが降板されないのはおかしい。
パワハラをしたキャスターがどの面下げてニュースを読むのか、何を伝えることができるのか。本当にフジテレビは視聴者を冒涜しているのではないかと思ってしまう。 - 降板させず青井MC継続させる?中居の時と同じ構図。フジテレビ変わる気は全くない。
フジテレビが相変わらずコンプライアンス無視するのであればスポンサーが戻る事は無い。
などの声が上がっています。
渡辺貴チーフプロデュサーは1998年入社で、2003年から情報・報道番組の制作に携わっており、これまでに『めざましテレビ』『とくダネ!』『Mr.サンデー』といったフジテレビを代表する番組を手掛け、そして現在はLive News イット!の責任者を務めています。
そうした大きな力を持つ人物が、当事者同士で話し合わせるという対応を取ったり、上司やコンプライアンス推進室などにすぐ報告せずに内々で問題を解決しようとしていたとのことで、役員のみ総入れ替えしただけではフジテレビは変わらなさそうです。
そして、この問題を公表後もフジテレビが青井実アナの起用を続けていることで猛バッシングを浴びているにも関わらず、過去のパワハラ・セクハラ行為が原因で、3月末から『BSフジLIVE プライムニュース』の出演を見合わせている報道局解説委員長・反町理さん(そりまち・おさむ 60歳)の後任に、青井アナを起用したとしたらフジテレビのイメージはさらに悪化することは間違いなく、スポンサーにも良い印象は与えないでしょうね。
青井実アナのパワハラはそこまで深刻な内容ではなかったとして、契約を即打ち切ることも出来ないようですが、一連の対応を受けて視聴者はさらに不信感を募らせているだけに、1日も早く番組から外すなどの対応を取った方がいいのではと思います。
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- https://www.dailyshincho.jp/article/2025/04160601/
- https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2458004/
- https://www.creativevillage.ne.jp/category/topcreators/visual-creators/tv-producer/24530/
- https://www.asahi.com/articles/AST2G1S5PT2GUCVL031M.html
- https://www.sankei.com/article/20250206-APAQ5GPSO5KL3O6ZQBJ2K3G7TI/
偉そうにして何になるねん
お坊っちゃん育ちの馬鹿が何を喋っても雑音だ。やめさせないならフジはますます細かく砕け散るな