HKT48スタッフ刺した犯人がXでメンバーと接触報告、Hey! Say! JUMPも応援しライブ参加も…

『HKT48』の運営スタッフらが刺されて重軽傷を負う事件が発生し、HKT48劇場の常連客だった無職・山口直也容疑者(30)が殺人未遂と銃刀法違反容疑で逮捕、送検され、この事件を受けてHKT48の活動スケジュールが大幅変更となり物議を醸しています。

事件は14日17時ごろに、みずほPayPayドーム福岡と、HKT48劇場が入る商業施設のBOSS E・ZO FUKUOKAで発生し、HKT48の運営スタッフ(44)は左胸を刺されて重傷を負い、同日開催された『Hey! Say! JUMP』のライブを観に訪れていた女性(27)も背中を刺されて軽傷を負いました。

この事件の影響で、17日の劇場公演が中止、18日の福岡市役所でのクリスマスイベントは出演辞退が決まりました。

また、19日に予定していたファミリーマートの1日店長イベントは開催延期、20・22日の劇場公演は中止、オンライン握手会などの各種イベントも開催延期、21日にHMV＆BOOKS HAKATAで予定していた本の発売記念イベントも開催延期するとし、24日以降の劇場公演の開催可否は改めて発表するとしています。

これに対してネット上では、

• 逮捕されてるのにここまでする必要あるのかな。1人の仕業でここまで影響を与えられるのって犯人の思うツボなんじゃないの
• メンバーが狙われてたおそれありとか言われたらやっぱり精神的にダメージあるかもねー、模倣犯もいるやもしれんからね
• 大変な損害。一族郎党、借金してでも補填すべき。もちろん、その後警備強化にかかる費用も。HKTは、今は十分に対策を立てて、メンタルも整えてから、再稼働してほしい

などの声が上がっています。

山口直也容疑者は事件当日、午前9時過ぎに車でみずほPayPayドーム福岡を訪れていたことが明らかになっており、逮捕時には包丁2本と催涙スプレー・殺虫剤合わせて3本を所持していましたが、ドームに停めていた車からは別の包丁1本も見つかっています。

容疑者は犯行後に車を残したまま、公共交通機関を使って現場から逃走を図ったとみられているほか、犯行時に使用した包丁は事前に購入したもので、取り調べに対して「グループメンバーを狙っていた」「メンバーを襲って道連れにし、自分も死のうと思った」という趣旨の供述をしているといいます。

被害者の男性スタッフは事件発生前に、関係者以外立入禁止の場所で2日連続で出待ち行為をしていた容疑者に対して、「待ち伏せを繰り返すなら出入り禁止にします」などと警告していたことが分かっており、これに対して逆ギレして犯行に及んだとみられています。

また、容疑者はHKT48のファンクラブ会員で、月5～6回は劇場公演に来ていたそうですが、「金銭的に行き詰まっていた」という情報もあり、警察は容疑者の自宅を今日家宅捜索しました。

そんな容疑者のものとみられるX（旧ツイッター）のアカウントが特定されており、HKT48だけでなく『Hey! Say! JUMP』、『Kis-My-Ft2』、『NEWS』、『SUPER EIGHT』、『KAT-TUN』、『King & Prince』、『SixTONES』、『福岡ソフトバンクホークス』の大ファンでもあった様子で、ライブ会場などで撮影した写真も頻繁に投稿していました。

今年開催されたHey! Say! JUMPのライブにも参加したことを報告しており、被害者の女性は容疑者と面識はないとのことですが、格好などからHey! Say! JUMPのファンだと判断し、衝動的に刺した可能性も考えられます。

Xの投稿を遡ってみると、今年6月時点でHKT48劇場での公演には70回参加し、8月には100回参加で「MVP」を達成したと報告していました。

また、6月の誕生日の投稿では、「誕生日祝ってってうちわ掲げてたら、紗英ちゃんがあいちーと渋井ちゃん集めさせて、ほら、せーのおめでとうって言うてくれた！満足の公演でした！」と綴っていました。

10月には、「紗英ちゃんとあいちーとエレベーターが一緒になって3人きりになれてビックリした　話しかけたら優しい対応してくれた！」と綴っており、メンバーにも認知されていたことがうかがえます。

＜↓の画像は、容疑者のものと見られるXアカウントの投稿＞

それだけにメンバーのショックは相当大きいと見られますし、今回の事件を受けて同様の事件が再び発生する可能性も考えられるので、メンバーのメンタルケアや安全を最優先に考えて、各種イベントの開催タイミングについては慎重に検討してほしいところです。