元横綱・千代の富士の九重親方が死去。享年61歳。すい臓ガン発症で手術、放射線治療継続も帰らぬ人に

九重親方

第58代横綱・千代の富士の九重親方(本名=秋元貢)が29日、入院先の東京都内の病院で亡くなっていた事が31日に分かりました。61歳でした。

九重親方は昨年5月末に還暦土俵入りを披露していたものの、昨年6月に早期のすい臓ガンで手術を受け、7月12日からの名古屋場所は内臓疾患を理由に休場。

6月中旬~下旬にかけての時期に手術を受けていたとみられており、約1ヶ月入院治療を行った後の7月下旬に退院。

その後同9月の秋場所で復帰した時には、周囲が驚くほど激ヤセして別人のようになっており、この時にはまだ病名については明かしていなかったことから、重病なのではないかと大騒ぎとなったのですが、、九重親方は「早期発見ということで問題はないそうだ。治療は続けているけれど、もう健康体だから大丈夫」と笑顔で語っていました。

そして、今年7月14日発売の週刊誌『女性セブン』は、九重親方が抗ガン剤治療を拒み、放射線治療の一種である「四次元ピンポイント照射療法」を選択したことを報じていました。

しかし、この報道から約2週間後に九重親方が亡くなっていた事が明らかとなったのですが、この報道に対してネット上では、

  • 都知事選どころではない。ひとつの時代が終わった。
  • 当時としても小柄な体に筋肉の鎧を付けて、圧倒的な速さで打ち勝っていったのを見て、時代が変わったと思ったものです。ライバル達も、歴史に残る強い力士が多い時代でしたが、そんな中での31回優勝は素晴らしいと思います。一つの時代が、確実に終わった気がして、残念でなりません・・・
  • 横綱といえばこの人という思いが未だにある。早すぎるしショック

などのコメントが寄せられています。

また、第68代横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジさん(35)はツイッター上で、「悲しい悲しいな涙が止まらない…憧れの力士、角界の神様、横綱たちの横綱よ~~悲しいな」とツイートしています。

現役時代に“ウルフ”の愛称で親しまれ、高い人気を誇った九重親方は、1970年の9月場所で初土俵を踏み、関脇だった1981年の初場所では第55代横綱・北の湖関を優勝決定戦で破り初優勝し、大関への昇進が決定。

同年の夏場所で再び北の湖関を破り、2度目の優勝を果たして横綱への昇進が決定し、1991年の夏場所で引退するまでに幕内優勝31回、通算1045勝、1989年には相撲界で初めて国民栄誉賞を受賞するなど、数々の賞を受賞しました。

昨年11月20日には、相撲協会理事長を務めていた北の湖親方の北の湖敏満さん(本名=小畑敏満)が、直腸ガンによる多臓器不全により62歳の若さで亡くなっており、その後を追うように昭和を代表する大横綱が亡くなってしまったというのは非常にショックです。

九重親方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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