総合格闘家のチェ・ホンマン(崔洪万)が詐欺容疑で指名手配! 金銭トラブル相次ぎイメージダウンし完全終了か

韓国出身の総合格闘家で、日本では『K-1』で活躍して高い人気を得て、ドラマや映画、CMなどにも出演していたチェ・ホンマンさん(本名＝崔洪万 34歳)が、詐欺の容疑で逮捕状が出されたことが明らかとなりました。

韓国・ソウル東部地検が26日に発表したところよると、チェ・ホンマンさんが数回にわたる検察の出頭要請に応じなかったことから裁判所に逮捕状を請求したそうで、裁判所が20日に逮捕状を発行したことによってチェ・ホンマンさんは指名手配され、海外に滞在している場合には韓国入国時に乗客情報事前確認システム（APIS）を通じて通知され、韓国国内にいる場合には出国禁止の措置が取られるとのことです。

チェ・ホンマンさんは2013～2014年にかけて、知人のAさんとBさんからそれぞれ1億ウォン（約1100万円）と2500万ウォン（約270万円）を借りたたものの、返済をしなかったとして詐欺容疑で告訴されており、今年7月末にソウル広津警察署が詐欺容疑で検察に書類送検していました。

チェ・ホンマンさんは2011年に、ソウル市内の建国大学近くにある飲食店を買い取り経営をしていましたが、経営が困難になり借金の返済に困っていたそうです。

ちなみに、チェ・ホンマンさんはその後Aさんに1800万ウォン(約190万円)、Bさんに500万ウォン(50万円)を返済したことが確認され、Bさんは警察の捜査段階で告訴を取り下げているのですが、警察はこの2件を合わせて処理する方針とのこと。

チェ・ホンマンさんは、韓国の総合格闘技団体・ROAD FCが計画をしていた日本で年末に開催予定の『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND－PRIX 2015』への出場を予定していましたが、これによって出場は危うくなりました。

これに対してネット上では、

• 7月にROAD FCで復帰戦をしてもいいところなく負けたし、今回の逮捕状でホンマンは完全に賞味期限切れした印象がある。全盛期に莫大なファイトマネーを稼いでも浪費癖や事業の失敗は身を滅ぼすね
• タレントとしては好きだったので残念。柔道の篠原さんが、格闘系背高キャラのポジションに落ち着いたから、戻ってくるのは難しいかもね。
• K1消滅してからすっかり歯車狂ってしまったな。
• 2メートル18センチもあったら隠れるところないだろｗさっさと見つけて逮捕しろよ
• 嫌韓だが、この人はそんなに嫌いでは無かったから残念…スポーツ選手って引退したら、その道の監督や指導者になるか、飲食店を経営するか、逮捕されるか、３パターンのイメージ…

などのコメントが寄せられていました。

チェ・ホンマンさんは格闘家としても活躍していましたが、そのキャラクターが人気を得て2008年に『特命係長 只野仁 最後の劇場版』で映画デビューし、翌2009年には『GOEMON』に出演。

2010年には、嵐の大野智さんが主演の連続ドラマ『怪物くん』でフランケン役を演じ、さらに人気を伸ばしていたのですが、それから5年後に詐欺の容疑で指名手配されてしまうとは…。

そんなチェ・ホンマンさんですが、以前より金銭トラブルが絶えなかったそうで、2008年12月に韓国でチェ・ホンマンさんの歌手活動をマネジメントしていた事務所から「2億ウォン（約2,200万円）の専属契約金を払ったにもかかわらず、10回予定していたテレビ出演を4回しかせず、ナイトクラブでの営業活動も履行しなかった」として、1億ウォンの損害賠償を請求されており、2014年9月には韓国の総合格闘技イベント『レボリューション』でリングに復帰する予定だったものの、「前払いを約束したはずのファイトマネーが支払われていない」として拒否。

また、自宅インテリアの撤去費用1220万ウォンを支払わなかったとして民事訴訟を起こされ、敗訴をしています。

さらに和解はしているものの、2011年に自身が経営していた飲食店で客だった女子大生に暴行を加えたとして書類送検されたことがあるなど、これまでトラブルが絶えなかったようです。

チェ・ホンマンさんは、今年7月25日に有明コロシアムで行われた『ROAD FC 024 IN JAPAN』で5年ぶりにリング復帰し、無制限級試合でカルロス・トヨタ選手と対戦をしたものの、1ラウンド1分27秒でKOされており、今回こうして詐欺容疑で指名手配されてしまったことから、格闘技選手として活動するのも難しくなるかもしれないですね。