ASKAの未発表音源公開で井上公造と宮根誠司が謝罪!『情報ライブミヤネ屋』で流し、炎上騒動に発展でコメントも発表

2016年12月23日（金）17:13

覚せい剤取締法違反(使用)容疑で11月28日に逮捕されたものの、12月19日に不起訴処分となり、釈放されたCHAGE and ASKAのASKAさん(本名＝宮﨑重明 58歳)の未発表音源を『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)で無断公開し、これによって番組や音源を提供した芸能リポーターの井上公造さん(59)に対して多くの批判が寄せられていましたが、23日放送の番組に電話出演して謝罪しコメントも発表しています。

ASKAさんが制作した未発表音源は、昨年末にASKAさんが井上さんに送り、11月28日放送の番組内で井上さんが公開したのですが、番組終了後に井上さんがASKAさんに電話をかけたところ、ASKAさんは「公造さん、曲を流しちゃダメだって」と抗議し、この模様は同29日の番組などで放送されました。

また、ASKAさんは22日に自身のブログを更新し、「僕が観ていた、どのワイドショーも、的を得てはいませんでした。芸能レポーターは、論外でした。」「僕とのプライベートな会話を、一切の了解も得ず、一部始終をテレビで公開致しました。こんなことが許されるでしょうか？」と非難し、「絶対だれにも聞かせないでください」と伝えていたにも関わらず、無断で公開されたことから「先日、抗議の連絡をいたしました。」と明かしていました。

こうした抗議を受けて、23日放送の『情報ライブミヤネ屋』では井上さんが発表した文書を紹介。

その文書で井上さんは、ASKAさんが井上さんとの関係について「電話で数回お話しした程度」としているものの、「昨年12月に知人の紹介でASKAさんから私に連絡を頂いて以来、電話やメールを含めて、それなりの回数のやり取りをさせていただいております。」とし、番組で話した内容についても「私は当時の警察発表だけに基づいて一方的にコメントするのではなく、ASKAさんの主張やASKAさんがアーティストとして活動されていたことも伝えようとしたのであって、事実をねじ曲げてASKAさんを落とし入れようなどとは、一切考えていませんでした。」と弁明。

そして、「11月28日の『ミヤネ屋』では、このような考えから、番組責任者とも慎重に検討させていただいたうえで、コメントやその真意が伝わらなかったことは、非常に残念です。もちろん、このような文章だけでは、うまく伝わらない点もあると思います。」といい、「今後、ASKAさんからご連絡を頂くなど直接お話できる機会があった場合には、真摯な姿勢で、改めて私の真意をASKAさんにお伝えしたいと考えています。」としています。

井上さんはこの日、地方の仕事ということから番組には電話で出演し、未発表音源について番組司会の宮根誠司さんから「どのような形で楽曲を提供されたのか」と聞かれると、「ASKAさんから昨年12月初旬くらいに聞いてほしい、ということで音声データを提供された」と経緯を説明し、音源の公開については番組責任者と話し合い、「ASKAさんのアーティストとしての現状を伝えるために流そうか」という判断となり、番組で公開したとのこと。

しかし、これに対して井上さんは「ASKAさんの心情を考えたら別のやり方があったんじゃないかと思ってますし、色んな思いがよぎるのも事実です。本当に申し訳なかったと思います」と、ASKAさんの許可無く公開したことを謝罪。

さらに、宮根さんも「番組としても楽曲を含めて慎重に検討した結果、放送したという形になりましたけれども、ASKAさんに対して大変、心情を害したということは大変申し訳ありませんでした。本当にお詫び申し上げます」と、頭を下げて謝罪していたのですが、これに対してネット上では、

テレビを見ていましたが、ちょっと分かりにくい謝罪でしたね。もっと素直に、ごめんなさいって言葉を使えばいいのに。
ASKAさんに真意が伝わらなくて残念ですって、この場合真意は関係ないでしょ。未発表曲を流すなんて言語道断。謝罪文ではなく自分のしたことを正当化しようとする言い訳にしか受け取れませんでした。
見てましたが、井上さんの言ってる事がよくわかりませんでした。私には謝ってるように感じなかったです。自分の判断は悪くなかったけど…のように聞こえました。
最初に出したコメント文が、言い訳がましかった。電話でやっと謝ってたけど、本当に悪いと思ってないよね？
反省が全く感じられない。番組打ち切れ。
どちらも調子に乗りすぎ。メディアは中立であるべき。でないと暴力だよ。
ネットでさんざん叩かれ、スポンサーからクレームが入ったのだろう。遅い。

などのコメントが寄せられています。

ミヤネ屋でASKAさんの未発表曲を流した件について宮根誠司と井上公造が謝罪（YouTube）

井上さんが出したコメントでは、ASKAさんの発言に対して反論し、自らの言動や判断は間違っていなかったと正当性を主張しており、今回の謝罪に対しても腑に落ちていない部分があるのだろうと感じられます。

ASKAさんの言動に対して異常が感じられたということだけならまだしも、「ASKAさんのアーティストとしての現状を伝えるために流そうか」という勝手な判断の元、本人の許可無く、テレビ番組で未発表音源を公開するというのは許されない行為であるため、ASKAさんと直接会うなりして謝罪をした方が良いかと思います。

人気芸能リポーターの井上さんは、ここ最近はテレビ番組に出演する機会も非常に多く、様々なタレントの裏情報などを明かし注目を集めていますが、今回のような騒動を起こすことで信頼を失うことになるため、今後はより言動に気を付けるようにしてた方がいいかと思いますね。