天海祐希が主演『CHEF～三ツ星の給食～』視聴率が危険? 低視聴率連発確実? 魔の木10枠で心配の声

女優の天海祐希さん(49)が、10月からフジテレビ系でスタートする連続ドラマ『Chef～三ツ星の給食～』(木曜22時)で主演を務め、シェフ役に初挑戦するとのことで注目が集まっているものの、低視聴率を記録するのではないかと心配の声も上がっています。

天海さんがフジテレビ系の連ドラで主演を務めるのは、菅野美穂さんとW主演した2012年10月期放送の『結婚しない』以来4年ぶり、単独主演は2012年4月期放送の『カエルの王女さま』以来4年半ぶり。

天海さんといえばこれまでに、刑事、弁護士、教師、演歌歌手などなど、様々な役柄を演じてきた天海さんは今回、三ツ星レストランのシェフだったものの、あることがきっかけで学校給食を作ることになる天才女性シェフ・星野光子を演じており、栄養、経費、味覚の違いなどの壁にぶつかりながら奮闘していく姿が描かれているそうです。

＜新ドラマ『Chef～三ツ星の給食～』＞

脚本は、今年1月期放送の『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)のほか、『ラストホープ』、『家族のうた』、『医龍-Team Medical Dragon-4』(全てフジテレビ系)などを手掛けた脚本家・浜田秀哉さんによるオリジナルとなっています。

低視聴率が心配される原因の1つは、このドラマが放送される木曜劇場枠(木10)でここ最近数字を獲れていないことにあり、7月から松嶋菜々子さん主演の『営業部長 吉良奈津子』が放送されていますが、初回平均視聴率が10.2％、第2話で早くも7.7％にダウンし、そこから6％台が続いて18日放送の第5話は5.2％。

同枠で4月期放送の松下奈緒さん主演『早子先生、結婚するって本当ですか?』も大コケしており、初回6.8％、第3話で4.9％を記録し、4～6％台で推移した結果、全9話の期間平均は約5.9％。

1月期放送の広末涼子さんと内田有紀さんW主演の『ナオミとカナコ』についても、初回7.9％、その後は約6～8％台で推移して全10話の平均は約7.5％。

また、昨年10月期には篠原涼子さんが主演の『オトナ女子』が同枠で放送され、放送開始前までは注目されていた作品だったものの、脚本や演出に対して厳しい声が寄せられ、一度も平均視聴率が10％を超えることなく7～9％台で推移し、全10話の平均は8.7％。

こうしたことから、天海さんの主演作ついても大コケに終わってしまうのではないかと危惧されており、その他にも脚本を担当する浜田さんが手掛けた『家族のうた』は、3％台の視聴率を連発した結果、全8話で打ち切り終了したという前歴があるため、不安視されています。

天海さんは昨年10月期には、日本テレビ系の水曜ドラマ枠(水曜22時)で放送の『偽装の夫婦』で主演を務めましたが、初回平均視聴率14.7％、その後も2ケタの数字をキープして全10話の期間平均は約12％で、同時期に民放で放送されたドラマの中では、『下町ロケット』に続く好視聴率となっていました。

天海さんは、「新社会人が選ぶ理想の上司ランキング」などで女性部門1位を度々獲得するなど、男性だけでなく女性からの支持も高く、演技も安定していることから、そこそこの数字を持っているのは間違いないのですが、不調が続いているフジテレビのドラマということから好視聴率は期待できませんね。

また、料理人を主人公にしたドラマも新鮮味が無いことを指摘されており、7月期放送の『グ・ラ・メ! ～総理の料理番～』(テレビ朝日系 23時15分～)も低視聴率を記録しており、その他にも内容が、昨年公開の映画『シェフ　三ツ星フードトラック始めました』、今年6月公開の『二つ星の料理人』を彷彿とさせると指摘されています。

不安な要素しかなく、低視聴率となる可能性の方が非常に高いため、天海さんのイメージにキズがついてしまうのではないかと少し心配ですが、初回でどれほどの数字を獲得し、視聴者からどのような反応があるのかに注目したいですね。