テレビ朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』で裁判沙汰のトラブル…リフォーム工事費のウソが判明で打ち切り終了の可能性?

テレビ朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』

所ジョージさんが司会で、2002年より放送されている番組『大改造!!劇的ビフォーアフター』(テレビ朝日系)であるトラブルが発生し、裁判沙汰になっていることが明らかとなり話題になっています。

同番組は、「家族の問題を『リフォーム』で解決しませんか?」というコンセプトのもと、自宅などを大改造することによって「家族の絆&やすらぎ」を取り戻すことを目的とし、依頼主の悩みを解決するため、番組では『匠(たくみ)』と呼ばれる建築士や大工などがリフォームの設計をして、改造をするという内容となっています。

そんな番組で起きたトラブルというのは各報道によると、番組のリフォーム工事を請け負った愛知県東海市の建設会社が26日、番組を放送した『朝日放送』、番組制作会社『ジャンプコーポレーション』などに対し、追加で発生した工費など約2,900万円の損害賠償を求めて名古屋地裁に提訴

さらに、『放送倫理・番組向上機構(BPO)』にも申し立てを行うことを明らかにしました。

訴状によれば、2014年7月に放送された番組にて、岐阜市にある築50年の2階建ての店舗兼住宅を建築士の指示にしたがって改修したそうなのですが、当初の改修費は約2200万円の予定だったものの、建築士や制作会社側から「耐震補強」や「床暖房」などの追加工事を複数指示され、工事費がさらに約2,700万円も増え、工事費は約5,000万円にまで膨らんだといいます。

制作会社側との契約時に交わした覚書では、もし工事費が予算を超える恐れが生じた場合、制作会社や施主と話し合いを行うとこになっていたものの、追加工事の際に協議の場は設けられることなく、追加費用の支払いについても行われていないとしています。

しかし、番組上では工事費以内で収まったというテロップが表示されていたそうで、同社の社長(54)は「まったく事実と違うことを放送され腹立たしい。かかった費用は返してほしい」などと憤り、さらに「番組ではリフォーム予算が2500万円と表示されたが事実と異なる。視聴者をだましている」と主張し、BPOにも申し立てを行う意向もしめしています。

この件について朝日放送側は、「追加工事の多くは建設会社の現場管理に問題があったためで、金額の根拠にはきわめて多くの疑義がある。請求の法的根拠は明らかにされておらず、裁判で主張を丁寧に説明する」とコメントしており、あくまでも建設会社側に問題があったとして、争う姿勢をみせています。

ちなみに、この番組のリフォーム費用は、基本的には依頼主が全額支払うことになっており、依頼主の予算と実際の工事費が呈示されるのですが、そこには匠による設計費・デザイン料は含まれておらず、現場の労務費を抑えるために番組スタッフらが施工の補助を行い、その他に古い家具のリメイクや廃材を利用することによってコストダウンを図り、相場よりもリフォーム費用は抑えられているといいます。

ニュースサイト『日刊サイゾー』によると、今回問題になっている家は3年前に「孫がハイハイできない家」というタイトルで放送された岐阜市の住宅。

この家は築53年の元喫茶店で、11年間に喫茶店を廃業した後は店舗部分をそのまま住居として使用し、土足のまま生活しており、壁はコンクリートブロックで断熱材などは無いため、夏は暑くて冬は寒い状態。

そんな家を匠として登場した浅井裕雄一級建築士(裕建築計画)は、工事費1,118万円、材料費1,145万円、家具・照明費236万7,000円の計約2500万円でリフォームし、1回の床下には土壌蓄熱式床暖房を設け、1階と2階の間には鉄骨とアクリル樹脂を使用した制震ダンパー、吹き抜けとなっている隅には鉄骨の柱4本を設けて補強。

<↓の画像が、トラブルの発端となった「孫がハイハイできない家」のビフォーアフター>
「孫がハイハイできない家」

「孫がハイハイできない家」2枚目

「孫がハイハイできない家」3枚目

「孫がハイハイできない家」4枚目

「孫がハイハイできない家」5枚目

その他にも断熱材などを新たに設け、これらがちゃんと予算内で行われたと番組ではされていたものの、実際には倍以上のリフォーム費用が掛かっていたという驚きの話なのですが、同番組は過去にもあるトラブルが起き、それが裁判沙汰にまでなったことから、ネット上では「またか」という声も。

以前発生したトラブルは、依頼主側が2010年に週刊誌『週刊文春』で告発して表沙汰となったもので、番組に応募した中薗尚秋さんは東京・中野区でラーメン店を営んでおり、築48年の中古住宅を10年前に購入したものの、敷地に高低差があり、一番大きい場所では段差が70センチもあるため階段を作って上り下りしていたところ、踏み板が狭いために妻が転倒してアキレス腱を切ったことがあり、改造を決意したとのことでした。

しかし、リフォームにあたって見せられたのは手書きの見取り図のみで、依頼主が匠と完成までに会ったのは2回。

完成した家を見てさらに依頼主は驚くことになり、なぜか70センチの段差はそのまま残されており、その他にも外壁の色が違い、2階の部屋は暗くて狭くなり、1回は以前より寒くなるという改悪ぶりで、局側と話し合っで第3者に調査を依頼したところ、日本建築検査研究所・岩山健一さんが「リフォーム以前の建物より、品質が悪くなっているという点。基礎、耐力壁、断熱、防火など、あらゆる箇所で瑕疵(かし 意味=きず、欠点。法律上、なんらかの欠点や欠陥のあること。)が見受けられます」と語っていたとのこと。

<↓の画像が、過去に裁判沙汰となった住宅のビフォーアフター>
「アキレス腱を切る家」1枚目

「アキレス腱を切る家」2枚目

「アキレス腱を切る家」3枚目

果たして、このトラブルはどのような結末を迎えたのかは不明なのですが、『日刊サイゾー』によれば、表沙汰になっていないだけで同番組は揉め事が多いという噂で、企業がコンプライアンスを重視するという意識が高まっていることや、番組の平均視聴率も6~7%台と微妙な数字で推移していることから、番組の打ち切りも検討されるのではないかといいます。

工事費が予算を大きくオーバーしてしまいそうならば、匠と番組制作側と話し合いを行うのが普通で、それをしないで約2,700万円もオーバーし、このようなトラブルになるというのは異常としか思えないのですが、やはり細かいトラブルは頻繁に起きていて、それを上手く誤魔化しながら番組を続けているのでしょうか。

この裁判でもし番組側に問題があったという判決が下された場合、番組の継続は難しくなると見られますが、放送開始から約15年で幕を下ろすことになるのか、引き続き注目ですね。

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  1. 1
    匿名 より:
    ID:MTkyNTE2MjQ3

    またかい

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