嵐・二宮和也が映画『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』で主演! 西島秀俊、竹野内豊、宮崎あおい、綾野剛ら豪華な共演陣

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嵐の二宮和也

嵐の二宮和也さん(33)が、来年秋公開予定の映画『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』で主演を務めることが明らかとなりました。

二宮さんはこの映画で、一度食べた味を完全再現できる「麒麟の舌」という絶対味覚を持つ料理人役に挑戦します。

この作品で監督を務めるのは、2008年公開の映画『おくりびと』で、2009年に日本アカデミー賞で最優秀作品賞・最優秀監督賞、第81回米国アカデミー賞で日本映画初となる外国語映画賞を受賞した滝田洋二郎監督(60)。

滝田監督がメガホンを執るのは2012年公開の『天地明察』以来となるのですが、幅広く演じられる俳優と評価する二宮さんに「新しい彼の見え方を探してみたい」と熱烈オファーし、二宮さんはその言葉に大喜びで快諾したとのこと。

二宮さんも今年3月に、映画『母と暮せば』(山田洋次監督)で第39回日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞しており、アカデミー賞受賞コンビが初めてタッグを組む注目作となっています。

二宮さん以外の出演者もすでに発表されており、西島秀俊さん(45)、竹野内豊さん(45)、宮崎あおいさん(30)、綾野剛さん(34)、笈田ヨシさん(82)、関西ジャニーズJr.の西畑大吾さん(19)と、主演級の俳優が多く出演。

<↓の画像左上から時計回りに、西島秀俊さん、竹野内豊さん、宮崎あおいさん、西畑大吾さん、笈田ヨシさん、綾野剛さん>
画像左上から時計回りに、西島秀俊、竹野内豊、宮崎あおい、西畑大吾、笈田ヨシ、綾野剛

同作は、90年代にフジテレビ系で放送されていた人気料理バラエティ番組『料理の鉄人』など、様々な番組を手掛けている演出家・田中経一さん(53)の小説『麒麟の舌を持つ男』(映画と同名に変更した文庫本は8月5日発売)が原作となっており、この作品を作詞家でAKB48グループの総合プロデューサーとして有名な秋元康さんが絶賛して映画化を企画。

脚本は2013年公開の映画『永遠の0』で、第38回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した林民夫さん(49)が執筆。

物語の舞台は、2000年代初頭の日本と1930年代の満州で、2つの時代が並行して語られていき、それぞれの時代に生きた一度食べた味を完全再現できる「麒麟の舌」を持つ料理人のを描いた物語となっています。

二宮さんが演じるのは現代パートの主人公で、一度食べた味を完全再現できる「麒麟の舌」という絶対味覚を持つ料理人・佐々木充。

充は、依頼人の「人生最後に食べたい料理」を再現して高額の報酬を得る通称“最期の料理人”で、ある時に伝説のレシピである「大日本帝国食菜全席」の復元依頼を受け、関係者の証言を集めていきながら、消えたレシピの解明に挑む。

充の唯一無二の理解者・柳沢健役を綾野さん、充に「大日本帝国食菜全席」の復元を依頼する中国料理界の重鎮・楊晴明役を笈田さんが演じています。

一方の過去のパートは、太平洋戦争直前の1930年代に妻・千鶴(宮崎あおいさん)と満州に渡った天皇の料理番で、麒麟の舌を持つ山形直太朗(西島秀俊さん)が、究極の美味112品のフルコースを考案。

直太朗の調理助手を務める若き料理人・鎌田正太郎役を西畑さん、直太朗に「大日本帝国食菜全席」の献立作成を命じる陸軍大佐・三宅太蔵役を竹野内さんが演じています。

戦争によって失われてしまったその伝説のレシピの謎を追い求めていくうちに、時代を超えた事実が明らかになっていくというストーリー展開で、70年の歴史をたどる感動の物語となっているそうです。

二宮さんが料理人役を演じるのは、2007年1月期放送の主演ドラマ『拝啓、父上様』(フジテレビ系)で板前役を演じて以来となり、約2ヶ月ほど前から料理家・服部幸應さんが校長を務めている料理学校『服部栄養専門学校』に通い、服部さんらの指導のもとで包丁研ぎなどの基礎から猛特訓し、二宮さんは左利きということから、右手で包丁を扱う練習を繰り返しているといいます。

10月まで行われるという撮影は間もなくスタートする予定となっており、二宮さんは「切る音、焼く音、調理の香り。本当に心地よく、すばらしい香りに集まったこのキャスト。うれしく感謝とともに現場に入れそうです。死に物狂いで頑張ります。よろしくお願いします!」とコメント。

一方の西島さんは、「20代前半、俳優という仕事を始めた頃から憧れていた滝田洋二郎監督とご一緒出来るということ、非常に嬉しく思っています」といい、「共演者の皆さんもご一緒したいと思い続けていた方ばかりで、とても楽しみです。ひとつひとつのシーンを大切に、精一杯演じたいと思っています」と意気込みを語っています。

そして、この作品に対してネット上では、

  • こんな周り豪華なら主演でも影薄くなるな。
  • キャスティングですでに面白そう。いいメンバーを揃えてる。期待します!
  • 何か似たような内容のスペシャルドラマ2回くらい見た気がするが…
  • 今年は嵐のメンバーそれぞれがよく働くね。来年公開って大野智と松本潤の主演映画もあるじゃん。櫻井翔と相葉雅紀のがあれば、嵐メンバー全員が映画主演
  • このバーターちっくなキャスティングはどうにかならんかな。
  • なんで宮崎あおいが出るの。滝田監督の天地明察の時に岡田准一と不倫して映画の番宣にも迷惑かけたのに。ジャニーズにもがっかり。こんな不潔な女をニノと共演させないで。

などのコメントが寄せられています。

二宮さんは、今年の日本アカデミー賞で優秀主演男優賞を受賞するなど、ジャニーズの中でも演技派の俳優として高く評価されている方なので、この作品ではどのような姿を見せてくれるのか楽しみですね。

しかしその一方で、西島さん、竹野内さん、宮崎さん、綾野さんと、実力派の俳優が多く出演していることから、二宮さんの影が薄くなってしまうのではないかと少し心配な部分もあります。

また、ここ最近絶対的な舌を持つ主人公らを描いた作品が数多く制作されており、同じような設定になっていることで飽きられてしまうことも懸念されるのですが、日米のアカデミー賞受賞コンビの初タッグ作品とのことで期待したいところです。

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