フジテレビ社長交代でジャニーズ事務所との関係変化? 番組出演が減少へ? 月9ドラマ打ち切り、『VS嵐』はテコ入れ?

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VS嵐

2013年6月からフジテレビの社長を務めていた亀山千広社長(60)の退任が役員会議で決定し、6月の株主総会を経て正式決定となるのですが、亀山社長の退任によってフジテレビとジャニーズ事務所の関係に大きな変化が起こるという話が出ています。

亀山千広社長退任後、フジテレビ及び『フジ・メディア・ホールディングス』の社長に就任予定なのは、過去にフジテレビの制作局長、常務、専務を務め、2007年からフジテレビ系『岡山放送』の社長、2015年から『BSフジ』の社長を務めていた宮内正喜社長(73)です。

亀山千広社長はドラマ畑出身で、『あすなろ白書』、『ロングバケーション』、『踊る大捜査線』、『ビーチボーイズ』などのヒットドラマをプロデュースした人物として知られていた一方で、宮内正喜社長はかなり地味な印象があるのですが、この社長交代によってジャニーズ事務所との関係に大きな変化が出てくるとニュースサイト『TOCANA』は報じています。

<↓の画像左が退任が決定した亀山千広社長、右が後任に決定した宮内正喜社長の写真>
フジテレビの新旧社長、退任の亀山千広社長、就任の宮内正喜社長

亀山千広社長はジャニーズ事務所とも近い関係にあり、元SMAP・木村拓哉さん(44)のことを「拓哉」と呼び捨てにしていたほか、ジャニー喜多川社長、メリー喜多川副社長とも対等に交渉することが出来る「ジャニーズの専門家」として有名だったそうです。

昨年8月17日発売の週刊誌『週刊新潮』は、東京・赤坂にある老舗洋食店「東洋軒」で、亀山千広社長の還暦を祝う誕生日会が行われていたことを報道。

その宴席には、ジャニーズ事務所の次期社長候補と言われている藤島ジュリー景子副社長のほか、木村拓哉さん、TOKIO・長瀬智也さんが出席していたと伝えており、両者が親密な関係を築いていることがうかがえます。

その他にも、視聴率が低迷し続けている月曜21時放送の月9ドラマに、様々なジャニーズタレントが出演し続けており、これも親密な関係を築いているからこそだとみられますが、亀山千広社長の退任によって関係が精算されることになりそうだといいます。

民放関係者は今後について、「抜本的なお金の管理と番組の継続について社長直系で審査されるようで、月9ドラマは低視聴率の中で打ち切り、また、嵐の番組である『VS嵐』は番組企画の変更で視聴率の回復や、DVD発売などでコストの回収ができる仕組みを取るようになるという情報が出始めている」と語っています。

これに対してジャニーズ事務所が反発しそうな気もするのですが、強く抗議出来ない裏事情があるようで、週刊誌の記者によると、テレビ各局には「ジャニ担」というジャニーズ専門の担当社員がいるものの、フジテレビは人事異動やSMAP解散騒動によってジャニ担の見直しが行われ、現在は各番組のプロデューサーが直接ジャニーズ側にオファーを入れるという形になっており、ジャニ担が無くなっているとのこと。

そのため、ジャニーズ事務所は直接フジテレビのトップに意見を言えるような状況にはないといい、フジテレビ側もジャニーズに頼らなくても番組編成が出来ることや、ドラマ以外の番組でジャニーズタレントがいなくても成立するというデータが出ているため、上層部は各芸能事務所との付き合いを改め直していき、ギャラの見直しを含めた大改革をしていくようです。

そして、この噂に対してネット上では、

  • 視聴者としては面白いドラマが見たいだけです。人気のあるアイドル出しとけばいいだろ?みたいな作品はウンザリ。良い脚本には良い役者さんでやって欲しい。実力の伴わないアイドル使って、結果的に残念な作品にする。視聴者に良いモノを見せようという姿勢が皆無。だから世間にそっぽ向かれるんだよ!
  • いい加減、個人が視聴率を持っている時代が終わりつつあることに業界全体が気づくべきでしょ。ドラマに限った話だけど。好きな人が出てても飽きて見なくなる人、たくさんいるでしょ
  • VS嵐なくさないで!!毎週楽しみにしているのに~。まだ他に、視聴率悪く番組いっぱいあるでしょ(汗)
  • 日枝久がフジテレビにいる以上無理でしょう
  • 過去の栄光にすがりついていつまでも新たな方向へ進もうとしない。ジャニタレ推しが減るのは嬉しいけど、社長が変わったくらいで良い方向に行くならこんなに悪化しなかったでしょうよ。自分のダメさに早く気付いて、方向転換しないと、もう取り返しがつかなくなるよ。

などのコメントが寄せられています。

亀山千広社長はフジテレビから完全に離れ、『BSフジ』の社長に就任することが内定していると言われているのですが、1988年~2001年まで社長を務め、その後は会長を務めている日枝久会長は、会長から退任することは決定したものの、「取締役相談役」としてフジテレビに残るという形になっており、今後も裏で力を見せていくとも言われているため、ジャニーズ事務所との関係がそこまで大きくは変わらない気もします。

また、ジャニーズタレントは多くのファンを抱えており、何だかんだ言ってもジャニーズ出演番組は視聴率が取れるなど、局側にメリットがあるかと思いますので、ジャニーズ事務所との関係を大幅に見直していくというのはどうなるか分かりませんね。

しかし、亀山千広社長時代により悪化してしまった視聴率の回復を目指し、大きな改革を行う可能性は十分あるため、これからの展開に注目していきいですね。

1件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:NmFjMDA4ND

    ジャニタレを出せば視聴率が良くなる、という時代はとっくに終わっている。フジテレビ社長が代わってから、ジャニーズ事務所はバッサリ切られて、干されて、潰されていくんじゃない?あ、タレントは別として、自由に他の芸能プロに移籍出来るでしょうしね。ジャニタレじゃない俳優さんが、これからドラマに抜擢されるでしょうしね。

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